私たちの日常生活には「電気」が欠かせません。現在でも、エアコンを回して、扇風機も利用している方々が多いでしょう!それほど日常に浸透しているのです。
TVだって見るし、ゲームもする。それらすべてが「電気」によって動いているのです。今、日本から電気が無くなったら、どうやって生活しますか?
病院で検査を受けることもできないし、交通は渋滞するし、エレベーターも動かないし・・・。私たちの日本は世界でも特に「電力」に恵まれているのです。
この記事では、小学生の自由研究として、電力の基本となる「電池」を作ってみましょう!少しのものを動かしたり、光らせたりするのがどれほど大変なことなのかを知ることができると思います。
そして、世界中で「電力」が無いために、どれほどの人が大変な生活をしているのか?を自分なりにSDGsの視点から考えてみることにしましょう!
炭電池を作ろう・準備するもの
簡単に作れそうですが、そうでもありません。準備をするものが多いのが炭電池です。保護者の方にも手伝ってもらって、一緒に準備をするようにしましょう。
- 備長炭(炭)…ホームセンターなどで購入します
- キッチンペーパー
- アルミホイル
- はさみ
- 輪ゴム2つ
- 食塩大さじ2
- 水100ml
- 計量用スプーン
- 計量カップ
- スポイト(なければストローでも良い)
- トレー(液体がこぼれたときの下敷きに)
- クリップ付きリード線(電気屋さんとか、車屋さんで販売しています。100均でも)
- バッテリーチェッカー(同上。100均でも)
- プロペラつきソーラーモーター(バースディカードに付いている電子オルゴールでも良い)
炭電池を作ろう・実験のやり方
材料が揃ったところで、いよいよ実験をスタートしてみましょう。保護者の方と一緒に始めると良いですね!
- 水100mlに食塩大さじ2を混ぜて良く溶かしてます
- 備長炭のはじが2~3㎝ほど出るように、キッチンペーパーをまいて、輪ゴムで止めます
- トレーの上に置き、スポイトに食塩水をとって、キッチンペーパーに染み込ませます
- キッチンペーパーよりも小さめに切ったアルミホイルを、光沢の面が外側なるように巻き付ける。このとき、アルミホイルと備長炭が触れないようにしましょう
- 巻き終わったら、ギュッと握って、アルミホイルとキッチンペーパーをしっかりとくっつける
- 炭電池の完成!!
- クリックつきリード線を、1つは備長炭の端に、もう1つはアルミホイルに付けます
- バッテリーチェッカーに、備長炭がプラス、アルミホイルがマイナスになるようにリード線をつなぐ
- すると、バッテリーチェッカーの針が動きます!!電気が起きていることが分かりますね
- 最後に、リード線をプロペラ付きソーラーモーターにつないでみよう!電気が通ってプロペラが回ったよ!!
炭電池を作ろう・まとめ
たった一つのプロペラを回すのに、大変な作業が必要なことが分かったかな?自分で電気を作ってみると、普段使っている毎日の「電気」がとても大切なことに気が付いたと思います。
ボタンを押せば「電気」が付く。ではなく、ここまでくるのに大変な作業を人間は繰り返してきたんだね。「電気を大切に!」
特に、まだ電気が通っていない国もあるので、SDGsとして自分にできる「電気を大切」にした毎日を送るようにしましょう!
自由研究・・・アイスを作ろう・・・https://kim-kuni.com/jiyuu/
自由研究②・・・泥水を「ろ過」してみよう・・・https://kim-kuni.com/roka/
炭電池・・・https://www.honda.co.jp/kids/jiyuu-kenkyu/upper/26/
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