エド・はるみ人生経験が豊富で様々な経歴の持ち主である「エド・はるみ」さん。彼女は現在何をしているのでしょうか?
エド・はるみさんは2018年に慶応大学大学院「システムデザイン・マネジメント研究科」から修士号を授与されています。
長い経歴なの中で、女優・お笑いタレント・研究者として活動してきたエド・はるみさんは、どうして大学院に入ろうと思ったのでしょうか?
そのきっかけは「なぜ死ななければならないのだろう?」という人生哲学の探求心からでした。
この記事はエド・はるみさんの大学院入学の動機と、彼女の現在の活動。またこれまでの経歴などについてお伝えしたいと思います。
エド・はるみ・芸能活動から大学院への入学
エド・はるみさんは明治大学文学部文学科(演劇学専攻)を卒業していますから、元来とても優秀な女性です。
ですので「〇〇〇グゥ~」と画面いっぱいに親指を立てて変顔をする女性とはイメージが結び付きませんよね(笑)。
彼女はこの芸風で2008年に「新語・流行語大賞」を受賞しています。お笑い芸人として活動するかたわら、日本テレビの「24時間チャリティーマラソンランナー」も務めたことがあり、一時代を作り上げました。
2016年からは慶応大学大学院に入学して、研究者としての道を歩み始めます。修士論文も発表し、同大学院から「修士号」の学位を授与されています。
今年は「第105回記念・二科展」の絵画部門で入選も果たしているのです。本当に多彩な才能を持つ女性ですよね。
また、某ダイエットコマーシャルで劇的なダイエット成功の姿を披露したことは記憶に新しいところです。
そんなエド・はるみさんが大学院に入ろうと思ったきっかけは「なぜ死ななければならないのだろう?」という人生哲学の疑問だったそうです。
修士論文のテーマは『ひとり心の部分に焦点を当てたもので、2年前の入学時からは少し変遷し、現在は身体的アプローチによってネガティブな感情をポジティブな感情に反転させるプログラムの検証』というものでした。
難解なテーマで一度聞いても研究の内容が私には分かりませんでしたが、検証する12のプログラムの1つに<自己暗示と行動促進の復唱>というものがあり、自分の自信とやる気を鼓舞する言葉を繰り返し言いながら1つ1つの小さな作業成し遂げていくというもの。
文章にすると「ちょっと、何言っているのか分からない」となりますが「自分はできる!・自分ならできる!」と自己暗示して自分を鼓舞すると「自分にはできるのだ!」と思考が反転し、やる気が出てくること。
と捉え直しても良いと思います。例えば「自分にはできる!」と言い聞かせて、スポーツなどに打ち込んでいる選手が良い結果を出していることを考えれば理解しやすいと思います。
監督が「お前たちならできるんだ!!」と毎日練習の際に叱咤激励した結果、やる気になった選手たちが甲子園で優勝したというケースは何例もありますよね。
個人競技であっても「俺にはできる!」と自分を鼓舞し自信を持って競技した結果、オリンピックで金メダルを獲得できた、ということもよく耳にします。エド・はるみさんはこのようなプログラムの研究をしているのです。
修士号を授与されてからの活動は、タレントとして仕事をしながら論文を執筆し研究者としても活動しています。
「命あるものは必ず死を迎える」それは宿命であり、避けては通れない事実。不老不死を求めて苦行をしてもやがて死は訪れます。
エド・はるみさんはいずれ訪れる「死」をみつめ、人気絶頂にあった頃から哲学的な疑問とも向き合っていたのでしょう。
自分の内側にあるものを表現しようと、エド・はるみさんは子供の頃に習っていた絵画を思い起こし、2017年から再び絵画を習い始めます。
2019年に初めて応募した「二科展」で初出品初入選という偉業を成し遂げています。
彼女は『絵があることでその場が明るくなる。観て下さった方の心が前向きになる。それを必ず描くようにして言います』と語っています。
今年、2度目の入選となった絵画のタイトルは『Life~母から始まる物語~』100号という大きなキャンバスに思いを込めて描かれています。
エド・はるみ・現在の活動
エド・はるみさんは二度目の「二科展」入賞を果たした現在の心境を、この絵に込めた思いは『すべての人は母からの影響を受けて人生を紡いでいきますが、それらはたとえどんな人生であっても、天から見れば美しい』ということとインタビューで語っています。
「死を思う」彼女が研究と創作活動を通して「天」を語っています。哲学的な思索の後に彼女は「死を超えた世界」を見出したのでしょうか。母とは命の源。
『生きていれば誰もが楽しいこと、辛いこと両方あります。でも。その絵を観た時、一瞬でも何だか楽しくなる元気になる。そんな絵を描いていくことができたらと強く思っています』(エド・はるみさん)。
現在の活動は研究とモノづくり。今後は博士号を取得したいと考えている。けれども『博士号を取ること自体が目的ではなく、その先に見据えているのがモノづくりなのです』と語る。
そのモノづくりは「絵画」であったり「カードゲーム」なのだそうです。思ったことをそのままにしておかずに形にしていく。研究とモノづくり「思考の実践の循環」ですね。
芸人時代の自分の苦悩を乗り越えた彼女はまた自分を表現したいと考えています。その想いがカタチとなったのが「ダイエット」だったのかもしれませんね。
現在は落語も習い、高座に上がることが励みとなっているようです。
エド・はるみ・経歴
自分をまた表現したいと考えているエド・はるみさん。私もまたテレビで彼女を観たいと思っています。簡単な彼女の経歴をご紹介いたします。
- 1964年東京都生まれ・女優・お笑いタレント・研究者・画家
- 明治大学文学部卒業・慶応大学大学院にて修士号取得(2018年)・在学研究中
- 吉本興業所属
- チャリティーマラソン完走・113㎞(2009年)
- 一般男性と結婚(2015年)
- 二科展絵画部門入選(2020年・2021年)
まとめ
エド・はるみさんの現在の活動、経歴などついてお伝えしました。「死を思う哲学」から新しい自分を見出したエド・はるみさん。これからもますます多方面で活躍なさることと思います。心から応援しております!
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