仙台は「祭り」の多い都市であると思います。一年中、四季を通じて何かしらのイベントが行われています。国際空港もあり、海外から仙台の祭りを楽しみに来日される観光客も多いのです。
国内でも仙台の祭りは人気があり仙台近郊には温泉もあるので、仙台に行って祭りと観光を楽しんでみたいという方々が多く、各地からイベントに合わせた「仙台ツアー」が組まれていたりもします。
この記事では仙台の観光と祭りを楽しんでみたいけれど、どんなイベントがあるのか?シーズンはいつなのか?具体的にどの祭りが楽しめるだろうか?というお悩みを解決しつつ、仙台出身の私からおススメの祭りやイベントをコメントを付けてご紹介します。
お悩みを解決して仙台を楽しんでいただけるように3つのメインイベントを厳選して紹介いたしますので、是非仙台の観光と祭りを楽しみにいらっしゃってください!!
【仙台】観光を四季通じて楽しめる祭りのある大都市
仙台は他の都市にはないくらいイベントが多いところです。春夏秋冬、どの季節に仙台にいこうか?と悩みがあっても、どのシーズンにも何かしらのイベントが開催されていますので、旅行の予定が組み立てやすいのです。
イベントが多いのでどれをご紹介しようかと思いましたが、特に観光客が多くて全国的に知られている伝統的な祭りを3つと、各種の市民祭りや国際的なイベントを分けてご紹介いたします。
この記事の中からご自分が気になったイベントにどうぞいらしてください。コメントも参考にしていただければ、仙台の祭りに観光も兼ねて行ってみたいという悩みは解決されると思います。
好きなシーズンを選んで日程的に近いイベントに参加してみるのも仙台を楽しむポイントです。「杜の都」と言われ、市内には自然が多いのでシーズンごとに別の表情も楽しめます。
個人でも家族とでも、仲間たちとのグループ旅行でも楽しめる仙台観光。楽しみ方は様々です。イベントメインでも良し、近隣の観光地に足を延ばしてみても良し。
仙台近郊には温泉地も多くありますので、スケジュールを合わせてゆったりとオリジナルの観光ツアーを立ててみるのも一案ですよ。
【仙台】厳選した3つの伝統的な観光祭り・コメント付きでご紹介!
仙台の祭りでは伝統的な3つのメインイベントを紹介します。仙台に来られるほとんどの観光客はこれら3つの祭りを中心としてスケジュールを立てています。
メディアにもよく取れあげられているイベントなのでご存知の方々も多いと思います。どんな祭りなのかというお悩みにコメントを付けてご紹介します!
仙台・青葉まつり(春・5月)
〇かつて伊達政宗が藩主として仙台を治め、城を築き亡くなった後、天下を徳川家が中心として戦国時代が落ち着いた1655年にこの祭りが始まりました。
山鉾が街中を練り歩き、盛大なこの祭りは仙台一の祭りとしての歴史を持っています。毎年5月の第3日曜日に「本まつり」が行われ仙台市内は観光客と地元民で溢れかえります。
前日の土曜日には「宵まつり」として前夜祭が行われています。前夜祭では仙台伝統の「すずめ踊り」で幕が開き、数千人の踊り子たちがメインストリートを踊り、飛び跳ねて祭りを盛り上げます。
ちなみに「すずめ」は伊達家の家紋である「竹に雀」に由来しており、伊達家が領民から愛された武将であったことを暗示しています。
本まつりでは様々な山車に趣向を凝らし七福神が乗っていたり、市長が乗ったり(笑)。圧巻
の戦国絵巻である武者行列や稚児行列なども出て、その周りをスズメ踊りの参加者たちがこの日も練り歩いて祭りを盛り上げています。
とにかく物凄い人出で「迷子」が続出します。ご家族でお出かけの際には幼い子供たちと一緒に「縁日・グルメ」でのんびのと美味しいものを食べながら眺めるのをおススメします。
仙台・七夕祭り(夏・8月)
〇仙台七夕は全国区の知名度がある祭りで、初代藩主・伊達政宗が奨励した祭りであるという説が有力です。
独特の形をしている七夕飾りには意味があり、一般的に短冊には「学問・書道の上達」。吹き流しには「機織り・技能の上達」の願いが込められています。
仙台の企業や団体が数か月間を掛けてオリジナルの七夕飾を制作し、数百メートルあるアーケードを埋め尽くす様子は圧巻です。
毎年デザインが変わり初日の審査で様々な賞が選ばれて、受賞作には期間中札がつけられます。現在は8月の6.7.8日に開催されることが定着しており5日の夜には前夜祭として七夕パレードや花火大会が実施されています。
この花火は市内の広瀬川から打ち上げられるので、間近に見上げられる絶景の花火としても有名です。駅前はビルが多くてよく見えないので、広瀬川沿いに移動して鑑賞するのがおススメポイントです。
実際の打ち上げ花火ってこんなに凄いものなのか!!と、その大音量と光と見上げる花火の美しさに圧倒されます。テレビ中継の花火大会とは比べ物になりません。是非実際に花火の凄さを「体感」してみて下さい。私は震えましたよ!
元来七夕は中国の故事に倣い「織姫と彦星」が年に一度だけで会うという星まつり。彼らが人々の願いをかなえてくれるといういわれから仙台七夕の独特の飾りつけも始まっています。
夏空を彩る七夕飾りに願いを込めて、単にイベントとしてではなく、自分の願いも併せて七夕観光を楽しむ観光客の方々も多いものです。
『七夕は としに一たひ あふときく さりてかえりぬ 人のゆくすえ』(1618年)。
伊達政宗も七夕の句を詠んでいます。七夕はあれほど遠く離れていても、一年に一度は会えるという。けれども人は違い、去ってしまった人とはもう会えないものだ(私的鑑賞)。
群雄割拠、多くの戦を通して去っていった仲間たちのことを想っての句でしょうか。また会いたいけれどもう会えない・・・。あなたは誰を想って花火を見上げるのでしょうか。
SENDAI・光のページェント(冬・12月)
〇こちらも冬になるとテレビ中継がよく流れて、ご存知の方も多いと思います。仙台のメインストリートである「定禅寺通」のケヤキの木に約60万数もの電球を取り付けてイルミネーションとしています。
メインストリートだけではなく仙台市内のあちこちで一斉に電球が光り始める様子は息が詰まるほどの美しさです。期間は毎年12月の中旬から連日点灯されますが、その年の状況によって年を跨いで延長開催をしたりもします。
東日本大震災の影響やコロナウイルスの感染防止などの観点から開催期間が変更になった経緯もあるので、12月過ぎになったら日程を確認しましょう。
仙台の冬はとても風が冷たく寒いです。開催期間中に雪が積もっていることは稀ですが、夜間の冷気は厳しいものがあります。その中にあって暖かいイルミネーションを見ていると不思議に身も心も温まってきます。
とてもカップル率が高く、ひとりで歩くのが気恥ずかしくなるほどです。仙台での冬のデートとしては欠かせないイベントです。
とにかく光が「暖かく・優しい」。360度柔らかいイルミネーションに包まれて、素敵な方と一緒にゆっくりと歩いてみて下さいね!!
【仙台】イベントを通して観光と祭りを楽しむ
仙台では様々な祭りが目白押しです。イベント名のみご紹介しますね! ( )内は例年月。
まとめ・組み合わせ自由・仙台の観光と祭り
今回は仙台で例年開催されているイベントをご紹介しました。観光と各種イベント・祭りをアレンジしてみてください。すっかり、どうすれば? いつ? というお悩みは解決されているはずです。
ゆったりとした旅行を満喫したい方は「温泉」もプラスして仙台を味わい尽くしましょう!!
仙台の四季を楽しみながら・・・https://kim-kuni.com/sendaionsen/
地元民が通う古き温泉・・・https://kim-kuni.com/springatsendai/
仙台市公式サイト・・・https://www.city.sendai.jp/
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