子育て世代にやってくる子供の「反抗期」実は忘れているだけで、自分もまた「保護者」に対して、同じような態度をとっていましたよね。自分の過去を棚に上げて、子供の現状を嘆いてみたりするのは、実はお門違いなのです。
この記事では、子供の反抗期に対する理解と、どのような態度で相対すればよいのか、保護者の視点から眺めてみたいと思います。
私自身の息子が中2で、まさに反抗期真っただ中。共に受け止めていきましょう!
反抗期は二度やってくる
あんなに可愛かったのに、急に反抗するようになってしまって・・・。とママ友たちの間でも大きな関心事となっています。
けれども、私たちはこの出来事を「成長の過程」と受け止めたいと思います。ただ批判したり言動を否定するのではなく、子供から大人へと移行していく際の正常な心の進歩なのです。
【第一反抗期】・・・子どもの自己表現手段のひとつで、自分を表現するために「イヤイヤ」と駄々をこねます。通常「イヤイヤ期」と呼ばれていて、2歳くらいの幼児期に出現します。それまで親に依存していたことが自分でもできるようになり、自我が芽生え「自分でやる」と表現するようになります。
【第二反抗期】・・・個人差がありますが、小学校高学年~中学生の思春期の頃におこるとされています。こちらは思春期に起こる「体とこころ」の成長の変化に付いていくのが難しく、自分でもどう対処したら良いのか分からない状況があります。
また、学校での「先輩・後輩」というような上下関係に上手く馴染めない場合もありますね。
【保護者の対応】・・・自分も通ってきた道ながら、いざ自分の子どもが「勉強をしなかったり、ゲームばかりしていたり、万引きをしたり、悪友と他の生徒をいじめていたり・・・」そんなことがあるとついつい度を越して叱ってしまったりもします。何かペナルティを課したりもします。
私自身、中学生の時に禁止されていた「ゲームセンター」に悪友と通っていて、警察に補導されたこともあります。親は平謝り。そんな姿を見ていたら、思春期ながらも「悪いことと知りつつ、迷惑を掛けてしまったなぁ」と反省したものでした。
こんな時に保護者として子供にしてはいけないことは、一方的に子供を責めることです。いきなり叩いたり、必要以上に干渉したりすることです。子供は子供なりに自分のしたことへの「反省点」を理解しているので、自然に自分で反省する時間を作ってあげることが大切です。
反抗期・誰もが通る道
保護者の受け止め方としては子供の「反抗期」はあってしかるべきことと、受け止めたいですね。大切な「子供の成長」の1つの段階。と受け止めましょう。
子供はこのような精神的葛藤を経て、様々なことを学び、時には痛みを伴いながらも大人へと成長していくものなのです。
それらの過程を経ながら「自分とは何者なのか?」と実は模索している時期でもあるのです。学校の友人達とは違う「私の生き方」を大きな視点から見守ってあげるようにしましょう。
必要以上の干渉はせず、子供が何かを望んだときに手を貸してあげる、知恵やヒントを提供する。これが親の態度ではないでしょうか。
反抗期・ヒントになる言葉
ここでは「反抗期」待っただなかにある子供に対する受け止め方として、参考になる賢人の言葉をご紹介したいと思います。思わず行き詰ってしまったら、一息ついて自分の言動を見直してみましょう。
大きな励ましの言葉になると思います!私も参考にしていますよ!
- 子供にとっては親の生き方こそ最高の教材になります。子供は「親の言う通りにはしないが、親のする通りにはする」からです(ジョセフ・マーフィー)
- 究極の育児は、夫婦が仲良くしていること(つるの剛士)
- 「幸せな子供」を育てるのではなく、どんな境遇に置かれても「幸せになれる子供」を育てなさい(美智子さま)
- 子供の反抗期というのは、何に反対だから反抗するのではなく、反対したいから反抗するにすぎない(塩野七生)
- 反抗期の子供には「自由」と「責任」を与えよ(ユダヤ人の知恵)
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