オリンピック【東京2020大会】・パラリンピックへの課題と対策!

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東京オリンピックパーク!新国立競技場&五輪マークのモニュメント ...

オリンピック東京2020大会が、過去最多のメダルを獲得して閉幕しました。コロナウィルス感染症という、世界的なパンデミックの中、異例の1年間の「開催延期」措置。

こちらも異例の関係者以外は式典や競技観戦ができないという「無観客試合」。東京が開催都市であるのに、チケットは払い戻されテレビ観戦しかできませんでした。

 

世界最大のスポーツの祭典がすぐ隣で行われているのに、ライブでは楽しめず。若者たちは街に繰り出しては日々「感染症」を夜の街で拡散し、大会期間中も感染者数は増加の一途を辿りました。

この記事ではオリンピックとウィルス感染の観点から見えてくる、パラリンピックの課題や対策について考えたいと思います。

「読売新聞」を参照にして考えてみたいと思います(2021年8月10日・朝刊引用)

開催に世論はどのように反応したのか

オリンピック - 無料ピクトグラム|白黒イラスト

オリンピックの開催前、様々なドタバタ劇を組織委員会は演じました。

森元首相の「女性蔑視」発言や演出統括者、演出家、作曲家の相次ぐ辞任などがあり「組織面」で開催できるのだろうか?という懸念がありました。

また、折からのコロナウィルス感染症の感染拡大防止という観点からも「中止した方が良い」という世論が「開催すべき」を大きく上回っていました。海外メディアからも選手村にいる分には安全だが、東京自体はリスクが高いと報じられましたね。

 

組織委・政府とも感染対策を充分に施したうえでの「有観客」での開催を最後まで検討していましたが、結局は世論に押された形で「無観客」に落ち着きました。背後にはオリンピックでの経済効果を求めた政府と感染予防を優先した民意の隔たりが見えていました。

開幕直前の東京での意識調査でも50%の都民は「中止するのがよかった」と答えています(7月9日~11日)。開催都市の民意が真っ二つに分かれたまでの開催というのも異例の事態と言えるでしょう。

 

開会式を無事に終了してから、次第に「開催してよかった」と64%の人々が回答(8月7日~9日)するように変化したのは、言うまでもなく選手たちの大活躍が連日テレビで放送されたからです。

海外での開催と違い、時差無しの「ライブ放送」が臨場感を持って選手の活躍を伝えてくれました。

復興五輪という名のもとに

東北スマイル/《イメージナビ》の復興活動支援 - 写真素材のimagenavi

2013年の大会招致の際に掲げた大義は「復興五輪」でした。未曽有の大震災から立ち上がりつつある被災地の姿を、見て、実感して欲しい!そして各国からの復興支援に感謝を伝えることでした。

しかし、感染症が世界的に増大するにつれ、復興五輪都市いう焦点は感染症への対策・予防へと変化し、海外からの観光客・オリンピックへの観客の受け入れも制限せざるを得ない事態となりました。

 

このため、震災からの復興や福島への風評被害を払しょくするというアピールの場はなくなり『コロナが前面に出てしまい、復興五輪の理念が国民に伝わっていると感じられない』(久慈市長)との苦言もありました。

復興五輪へと期待を寄せていた自治体は緊急事態宣言の対応で、多くのイベントを中止せざるを得なくなり、被災3県を巡るツアーも断念。『現状を見てもらう機会がなくなった』(福島市・担当者)と。

 

本大会ではメインプレスセンターに「復興ブース」を設置し、海外記者に震災の語り部やスライドショーで発信を続けていたが、各国から取材陣がオリンピックの取材に来る中、1日に20件しか「復興ブース」には訪れなかったそうである。

すでに海外では大震災から10年が過ぎて、風化が始まっているのではないかと思わされる。

海外記者にとっては緊急事態宣言下で、被災地に行けなかったという要因もあるが始まりが『復興五輪』であったことを意識していた記者はどの程度いたのであろうか?

パラリンピックへの対応・課題について

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パラリンピックは2021年8月24日~2021年9日~9月5日まで、東京をメイン会場として2つの新競技を加えて開催されます。オリンピックで実証されたように、パラリンピックでも徹底した感染症対策が必要ですね。

感染症に対する「こまめな検査」、大会会場の無観客化、選手・関係者は外部との接触を遮断する「バブル方式」によって、オリンピックではクラスターの報告はなく、陽性者も0.02%と「想定を下回る」(都幹部)レベルであったようです。

 

この方法は感染症対策としては成功したものと思われますので、引き続きパラリンピックでも同じ対策で新規感染者数を可能な限り出さないようにしたいものですね。

オリンピックほどの選手・関係者数ではなくても、コロナ感染症以外に「熱中症」対策にも万全を尽くしたいものです。東京はこれからが残暑の厳しいシーズン。

障がいの部位や程度によっては「体熱」が影響することもあるので、各チームが十分に選手の体調をまずは把握しているとは思いますが、関係者やメディアへの対応を組織委として取り組んで欲しいと思います。

まとめ

東京パラリンピック 日本のメダリスト 写真特集:時事ドットコム

今回は「読売新聞」の記事を参照(2021.8.10朝刊)しながら、今回のオリンピックの「復興五輪」という大義がコロナ感染症によって関心が薄くなってしまったことや、大会関係者への感染症対策は有効であったこと。

 

その有効であった対策がパラリンピックでも実施され、新規感染者がもっと抑えられる大会であって欲しいことなどを考えました。

パラリンピックもまた「復興五輪」です。ブースを構えて海外メディアを待っているだけではなく、こちらから発信できる何かがあると思います。オリンピック後はパラリンピックでは使用しない施設もありますので。

 

その設備で「復興五輪」の意義が強調されるような被災県の紹介や、10年後の現在を物語るパネル展示、風評被害払しょくのための「食」のイベントなどが出来るのではないでしょうか?

国内向けにもテレビ中継し、国内においても風化しつつある出来事を子どもたちに伝え、学んでいく機会となれば思います。

パラリンピック北京へと続きますよ!・・・https://kim-kuni.com/pekinpara/

 

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