正月の過ごし方とお年玉の全国平均・初詣のマナーについてのまとめ

スポンサーリンク

お正月・扇子 イラスト1 | 無料,フリー素材,商用利用OK,加工OK

師走に入りもう中旬になりますね。今年も残すところあと少し、少しずつ大掃除などを始めていらっしゃるご家庭も多いと思います。

お正月を迎えるにあたって色々な準備もありますが、気になることも多いと思います。子供や孫たちへのお年玉の金額であったり。

実は知らなかったお正月の過ごし方や、初詣のマナーなどについてまとめてみました。

お年玉の金額・全国平均は?

ポチ袋(お年玉袋)06 | フリー素材ドットコム

元々お年玉は「お金」ではなく「お餅」でした。お正月には歳神さまを迎えるために年末には餅つきをしてそのお餅で鏡餅を作り、その鏡餅には歳神さまの霊魂が宿ると考えられてきたのです。

鏡餅を家長が子供たちに分け与える習慣があり、それが【御歳魂】(おとしだま)と呼ばれていたのです。時代が移るにつれて、次第にお餅ではなく品物やお金に変わって行ったのです。

このようにして年長者が子供たちへお金などをあげる行為としてお年玉が定着した来ました。そこには子供の成長や幸せを願う気持ちを込めて渡したのでした。

銀行が行ったお年玉の平均額アンケート

  • 小学生未満・・・1.000円以下
  • 小学校低額年(1~3年生)・・・1.000円~3.000円
  • 小学校高学年(4~6年生)・・・3.000円~5.000円
  • 中学生・・・5.000~10.000円
  • 高校生・・・5.000~10.000円
  • 大学生・専門学校生・・・5.000円~10.000円

この平均額を参考にして、親同士で相談したりしたりします。同じ親戚同士で金額に差があったりすると気を使ってしまいますのでルールを決めてしまうのも一案ですね。

お年玉の形式について

お年玉はあくまで子供の成長と幸せを願って渡すものですから、必ずしも「お金」である必要性はありません。

形式としては「現金」「図書券などの金券」「品物」「キャッシュレス」(現金以外の何か)があります。最も一般的なのはやはり「現金」ですね。

「お金」を渡すときに気をつけたいのは「4」や「9」は避けるということです。これは常識の範囲内ですよね。端数ですし正月にふさわしくないイメージを持たせないようにします。

お札は可能ならば新札がベストです。ピン札やキレイなお札でも大丈夫です。

最近は銀行のキャッシュディスペンサーに新札をおろせるものが設置してあったりしますので、混雑しないうちに準備しておくのも正月の用意の1つと考えられます。

また、のし袋やポチ袋にお金を入れる際、お札の裏表・方向をそろえて渡すことも大切ですね。ポチ袋の場合、お札は三つ折りにして入れます。

お年玉の金額は平均額を参考にして渡すのがベストです。

高額な金額を渡すことは子供は嬉しいかも知れませんが、親が「御返し」を考えたりしますので、相手に気を使わせない平均額内にしましょう。

お正月の過ごし方・初詣のマナーについて

門松イラスト - 松・竹・梅のお正月縁起物のフリー素材 - チコデザ

お正月はゆっくりと家族で過ごしおせち料理を食べて心身を休めるという方々も多いと思います。現代は昔ながらの正月というものが次第に失われていると言われます。

正月でもコンビニエンスストアはオープンしており「初売り」という言葉も大手百貨店などでしか使われなくなりました。昔から受け継がれてきたお正月の過ごし方や初詣などについてまとめました。

お正月をどう過ごすか?

お正月の元旦に歳神様が幸福をもたらすために各家庭にやってきます。その目印として門松やしめ飾り、鏡餅を準備してきました。元旦とは1月1日の初日の出をことを指しています。1月1日全日の事を元日と呼ぶのです。

  • 三が日・・・1月1日~3日までのこと
  • 松の内・・・1月1日~7日までの期間。お正月の最中というの意味です
  • 鏡開き・・・1月11日。お供えしていたお餅を食べて歳神さまの力をいただく正月明けの行事です
  • おせち料理・・・年神さまに供えるお料理で、神さまと共にいただく料理として家族の新しい一年を健康で幸せに過ごせますようにとの願いが込められています
  • 正月飾りの処分の仕方・・・地域によっては神社やお寺でまとめて焼く儀式「どんと祭」などがあります

お正月の過ごし方には地域性が表れます。地域の正月行事などに参加してみるのも過ごし方の1つですね。近隣の方々とのご挨拶の場ともなります。

初詣の仕方は?

初詣は地域の氏神さまにお参りをするという古くからの慣習です。

参拝は現在はお寺でも神社でも構わないというのが常識となっています。規模が大きいからとか、ご利益がということではなく、あくまでも地元の神さまをお参りするというのが初詣です。

神社の場合は鳥居・参道は中央を避けて通ります(真ん中は神様が通るので)。手水所で「左手、右手、口、柄杓」の順で身を清めてから拝殿へと向かいます。

お賽銭を納め、鈴を鳴らした後、姿勢を正して二礼。手を合わせて二度柏手を打ち深く一礼します。

お寺の場合は一礼して山門をくぐり手水所で神社と同じ様に身を清めます。本堂前に香炉がある場合は線香などを捧げて邪気を払います。

賽銭箱の前で一礼してお賽銭を納め、鐘を突き静かにお祈りをして、最後に深く一礼をして終了です。

まとめ

正月飾りのフリー素材 - ぱくたそ

お正月の過ごし方やお年玉の平均額、初詣の仕方などについてまとめました。どうぞご家族そろって温かいお正月が迎えられますように・・・。

前日の大晦日も家族で楽しみましょう・・・https://kim-kuni.com/kouhaku/

スポンサードリンク