毎年この時期になると「鳥人間コンテスト」が楽しみですね!昨年は感染症の影響で中止になりましたが、今年は無観客ながら開催されることになりました。
研究を重ねて「鳥人間コンテスト」に出る!という大学生たちの熱気を感じられる番組で、電子系の「ロボットコンテスト」と共に学生たちの一つの事にみんなで取り組む姿のドキュメント。
この記事では参加する大学やコンテストの記録などを振り返りながら、より楽しく「空を飛ぶ」という夢を追いかける人間ドラマをご紹介したいと思います(^^)/
【放送・2021年9月2日・19:00~読売テレビ系列にて】
鳥になりたい・想いを形に
鳥のように空を飛べたら・・・。昔から人間の憧れの一つですね。抑圧された人間社会にあって空を飛ぶということは「自由」を手に入れるということでした。
人々は現代でもそうですが、空を飛ぶことを空想し、しがらみから脱却する自分の姿を重ね合わせています。現実にライト兄弟が空を飛んでから100年と少し。
空が飛べる時代になっても人が自由に空を飛ぶことを空想し続けるのは何故なのでしょうか。「鳥人間コンテスト」に参加した個人・企業・大学などのチームの中から、歴代の記録をご紹介したいと思います。
大会の記録・鳥になった時
〇人力プロペラ機タイムトライアル部門・歴代ランキング
- 1位・01分43秒03・Team`F`・田村裕貴・30才
- 2位・01分43秒31・名古屋大学・渡辺幹志・20才
- 3位・01分46秒11・名古屋大学・伊藤誠一郎・21才
〇滑空機部門・歴代ランキング
- 1位・501.38・みたかもばら×神奈川工科大学・大木祥資・42才
- 2位・483.47・みたか+もばらアドベンチャーグループ・大木祥資・37才
- 3位・460.07・みたかもばら×神奈川工科大学・大木祥資・43才
〇人力プロペラ機ディスタンス部門・歴代ランキング
- 60.000.00・BIRDMAN HOUSE伊賀・渡邊悠太・32才
- 40.000.00・BIRDMAN HOUSE伊賀・渡邊悠太・30才
- 38.010.28・日本大学理工学部航空研究会・森田順也21才
大木さんが凄いですね。ベスト3を制覇し、記録ではベスト10以内に7回もランクインしています。最も鳥になった男と言えるでしょうね。
空気をよむな。風をよめ。
今大会のキャッチフレーズのようなものですが「空気をよむな。風をよめ。」良い言葉だと思います。とかく空気が読めない人間はどこかで煙たがられます。
しかし、鳥になりたい人間にとっては「周りの視線」や「社会の環境」など関係ありません。自分は鳥のように飛びたいのだ!という思いでいっぱい。
青春時代、とても素晴らしい挑戦だと感じますし、だからこそ見ている者をも熱くさせるのでしょう。
出場チームは学歴も年齢も様々・素敵な鳥になりたい方々です
大学生が多いのですが、女性チームの参加もあります。2つの部門が開催されましたので、数チームずつご紹介します。
〇滑空機部門
- 都立産技高専・落合裕紀・19才(最年少)
- 上智大学・小高愛悠・22才
- 飛ん女の会・土取樹・30才(女性チーム)
- 愛媛八幡浜工業高等学校・今道肇尚・50才(高校・教員?)
- 九州大学鳥人間チーム・菊池正真・22才(38回目の出場)
〇人力プロペラ機部門
- チームエアロセプシー・鈴木達郎・26才(社会人)
- AIOLIA・井上周・25才(初出場)
- BIRDMAN HOUSE伊賀・渡邊悠太・34才(最長記録保持者)
エントリーを見ると実に様々な年齢層の方がチャレンジしていることが分かります。もちろん、無観客で収録された番組ですので、今夜の放送では映らないチームもあったでしょう。
参加申し込みの時点で残念ながら選ばれなかったチームもあったでしょう。歴戦の勇・東北大学が参加していないのは残念です。
鳥になりたい人間ドラマ
大会を重ねるごとに、飛距離が伸びて今回からは基本的な往復の距離が変更となりました。
どこまで人は人力で飛べるのだろう?という素朴な疑問に、飛んでみればわかる!と素朴にチャレンジする人間たちのドラマが素敵です。
今夜はのんびりと、自分も鳥になったつもりでテレビを眺めていたいと思います。新記録は出るのか?鳥になりたい人間を熱くさせてくれる番組です。
空を飛ぶのが仕事の豚・・・https://kim-kuni.com/kurenai/
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